最近はメラミンスポンジでみがくことをお薦めする話をきくことが増えた錫でございますが、少し前は「歯磨き粉でみがく」ことが薦められておりました。

そこで今回はメラミンスポンジと歯磨き粉の差を確認するために、歯磨き粉での黒ずみ落としを試してみることにいたします。

3_1
残念ながらスタンダードを用意できませんでしたので、今回はベルク(小)でのみがきとなります。

このタンブラーの1/3を
3_3

歯磨き粉をつけた布で10分、歯ブラシで5分ほどかけてみがきましたところ

このようになりました。
3_2
3_4

 

ベルクの模様はスタンダードよりも大きく深い、ということも関係しているとは思いますがメラミンスポンジほど黒ずみは落ちていないように感じました。

特につよく黒ずんだ部分に関しましてはこすってもほとんど変わりませんでしたので、より粗い研磨剤を使う必要がありそうです。

また「歯ブラシを使えば模様の奥もきれいにみがけるのでは」と期待したのですが5分程度ではそれほど変わらない結果となりました。


結果:
時間をかければある程度の光沢がもどる、とは思いますが必要な時間(全体をちゃんとみがけば1時間以上はかかるかと)を考えますとやはりメラミンスポンジを使われた方が早く、確実に黒ずみを落とす事が出来ます。

ですのでタンブラーをみがく、という事に限るならば歯磨き粉ではなくメラミンスポンジの使用をおすすめいたします。