大錫.blog

大阪錫器と錫についてのあれこれを掲載しております

タグ:茶筒

茶を蔵するには、高麗・三島・熊川、あるいは古備前・古薩摩杯とて、人の珍賞する壷は有れ度も、其実の功は、遂に錫の壷に及ぶことなし。
田能村竹田著「竹田荘茶説」(煎茶道具名品集より抜粋)
ほかにも上田秋成、小川可進などの茶人・文人が「錫の茶壷」を最良として記しております。

「良いといわれるモノ」は時代により、さまざまに移り変わってゆきますが、「良いといわれ続けているモノ」には確かな理由が在るものでございます。

そこで今回は、「なぜ錫の茶壷が良いとされているのか」を解説させていただきます。


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「イブシ商品の色が黒くなってきたんだけど、どうみがけばいいの?」

このような質問を時々うけるのですが、何かと誤解が多いのがイブシの商品でございます。
1-8s
イブシ商品例

どのような誤解かと申しますと、多くの場合「色が黒くなってきた」のではなく「色がうすくなってきた」ということが多いのです。続きを読む

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