大錫.blog

大阪錫器と錫についてのあれこれを掲載しております

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古代七金属のひとつにして「易しい金属」という文字のとおり「錫」は最も基本的な金属のひとつとして世界各地で使われてまいりました。

その結果として「現地での言葉」が生まれるとともに、よそから入ってきたものに関しては「よそから入ってきた言葉」が使われることになり、訓読みでは「すず」、錫杖でおなじみの音読み「しゃく」、また元素名は英語の「tin」ですが元素記号は「Sn」とまるで関連性を見出すことができず周期表を前に混乱していたものです。

それらの言葉について限定的ではありますがここに記しておきますので、理解の一助にしていただければ幸いでございます。
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日本美術の原点にしてシルクロード各地の貴重な伝世品をおさめる正倉院
その中に、日本の錫の歴史を語るとき必ずといってよいほど登場する宝物「錫薬壷(北倉128)」がございます。

正倉院にある宝物の中で「錫製品」とよべるものは錫薬壷だけでございますが、その他にも錫を使っている宝物はいくつかございますので、いくつかをここで紹介させていただきます。

作られてから1000年以上の年月がたち、その多くが変質、腐食をしてしまってはおりますが
「なぜここに錫を使ったのか」
「作られた当時はどのような見た目をしていたのか」
そのようなことに思いをはせながらご覧いただければとおもいます。続きを読む

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